すさまじい

夜からフジの小野田さんの実録ドラマを見た。
不覚にも泣いてしまった。
正直、そこの風土に慣れてしまっていればサバイブな生活も耐えることはできると思う。
でもやはり、生き残った感が強かった。
投降した人も、途中で亡くなった人も別に負けたわけじゃない。
かといって、生き残った人が勝ったわけでもない。
虚しいなぁ。
戦後当分経って、やはり反乱軍と同じように扱われて殺されるのって…。
どうなの?
勝てば官軍…云々っつうのをさらに目の当たりにさせられた。
かつてやったことを詫びなくてはいけないというのがずーっとこの国では問題になってるけど、
勝ってたら多分言われない。
けれども勝つってそんなに大事なことなのかなぁ。
最後のエンディングで実際の映像が流れていたけど、その清々しい姿はドラマとのギャップが大きかった。
でも、きっと今自分が思ってる気持ちと同じなのかなって思った。
国的にその人が残っている、残る気持ちにさせた事は間違っている。
でも、
その人はやるだけやった、やり過ぎた。悔いはなかったんじゃないかな。
勝ち負けじゃなく…って思った。

やったことの責任は取るべきだと思うけど、
それこそ勝ち負け基準を抜きにして。
けど国レベルほどそういうのが基準になってると思う。
社会、政治全く疎いんでさっぱりだから何となくってくらいなんですが。
エノラとかね〜。逆にイアンとかね〜。
…と全く勝手に生きてる俺は思ったりね。そこも矛盾してます(笑)。