ちょっと考えた

私がいまいる会社は以前いた会社と密接に繋がってる。
だからこそ、手伝って欲しいと言われたんだと思う。
声かかった時にそう思ってたけど、入って余計にそう思う。
担当の人も知ってるし流れも分かってるし。
でも意外なことがある。
会社ではある子が“物凄く気難しくてやりずらい人”っていう印象になってる。
私はその子は、入社した時から知っていて、
どういうわけかなつかれて一緒に週の何日かは一緒に飲んだりしていた。
いつもニコニコ明るくて、打たれ強いっていうのがあった。
でも最近はあまり接点もなくなり、たまに会うと疲れてそうだなって思ってた。
で、現在。
彼女はもっぱら仕事相手に対して笑顔を見せないらしい。
笑っても本心じゃないのが手にわかるような感じらしい。
そして嫌味や溜め息を容赦なく相手にぶつけるらしい。
どうしちゃったんだろう。
あまりにもウチでみんながそう思ってるから、私は彼女がいかに楽しくて可愛い子かを伝えた。
すると社長は「きっと、イヤな大人になっちゃったんだよ」と言った。
この言葉が私にはとてもショックだった。
彼女は私より年下だ。
そこで、イヤな大人になっちゃったと言われる理由。
単純だ。
年齢的に歳を重ねてきただけで偉そぶってるとか、上には諂って下には…ていう感じ。
人はーそういうことやっちゃいけないと思う。
と自分はなんとなくそう思ってやってきた(って、上に立つことないから実際はわかんないけど!)。
そして。
なりゆきで久しぶりに彼女と喋った。
ギャグのようにお互い敬語で話してると彼女が笑った。
で、彼女に「そちらの居心地はどうですか?」と聞かれたので、「思うに君のところよりはいいと思う」
と答えた。すると彼女は「…あ、気付いてましたか」とポツリと言った。
多分、一見普通に見えていて彼女は押しつぶされてしまいそう(もしくは、しまった)なのだと思う。
そんなの全く無意味だ。
自分があってこその人生だと思う。
自分がなくなるのは耐えられない。でもその鬱憤を弱者に与えるのはいかがなものか。
だから“イヤな大人になった”と言われてしまうのだろう。
この言葉について、本当に考えた。
自分を否定された場合の言葉でイヤなランキング結構上位だった。
こんなこと言われたくないなぁ。
彼女を元に戻すことはできるのか?でもそれは私には無理だと思うが。
少しでも本来の仕事で心から笑えるようになって欲しいと思った。